September 02, 2005
「カオス」野波浩
旧トレヴィルから97年に刊行された『カオス』は、野波浩のまぎれもない代表作でありながら98年のトレヴィル解散によって瞬く間に入手困難な作品集になってしまった。
ファンの間では現在もっとも希少な作品集として知られ、復刊を待望されていた1冊である。作品の洗練・円熟は最新作品集『ムーサ』(アートスペースK、2005年刊)の壮大な序章を形成しているといっても過言ではない。『カオス』『ムーサ』はあわせて野波ファンタジーの陰陽両面を体現しているともいえるだろう。多重露光を駆使した超絶技巧はもはや神技以外の何ものでもない。この復刻版『カオス』も『アビス』同様著者とともに内容構成を再度吟味、20点近い作品を差し換え、増ページをはかり、ブックデザインも一新。CGを一切使用しない、現時点でも他に類を見ない傑出したアナログ銀塩写真世界。ファンタジーの魔術師野波浩のフェミニニティ美学が結晶化したマスターピースである。(増補改訂新装復刻版)
4,725yen(税込)
316mm×250mm
104頁/ハードカバー
ISBN 4-309-90653-2 C0052
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July 01, 2005
「アビス」野波浩
美女と万象の交配によって生み出されたエロティック・キマイラ。超絶技巧のフォトモンタージュによってヌードファンタジーの彼岸を探究し続ける野波浩幻の第一写真集。新イメージを加え、ニューエディションとして完全復刻。
3,570yen(税込)
218mm×280mm
84頁/ハードカバー
ISBN 4-309-90380-0 C0072
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